2022年度分科会の開催報告
2022年度は、約半年間をかけ、入山章栄教授の「世界標準の経営理論」を
全18名で読破し、意見交換を行いました。
分科会の第一弾は、5月11日から10月5日の期間で、月に2回程度のペースで実施しました。
入山教授が理論の定義として示す「経営・ビジネスのhow, when, whyに応えること」を満たし、
「ビジネスの真理に肉薄している可能性が高い」として生き残ってきた30の標準理論を、
1日3人ずつのペースで、1人1章を担当し、内容を精読、パワーポイントに内容を
まとめた上で発表を行いました。
また発表の中で、理論のよいと思ったところや中小企業支援で活用が想定できる場面
今の時代であればこその改善点、理論の開発者に聞いてみたいこと等について、
発表担当者の意見を述べ、参加者全員で意見交換を行いました。
<第一弾日程表>
さらに第二弾では、最終章まで読破したいという希望者を募り、
第33章以降、ビジネスの様々な「現象」や入山教授が予見する未来像を
経営理論を思考の軸として解き明かす部分を輪読しました。
<第二弾日程表>
分科会参加者からは、「発表の機会があったことで何度も読み返し理解が深まった」
「診断士同士で意見交換をできたことがよかった」「経営学で扱う幅の広さに驚いた」
「これから思考の軸として使っていきたい」といった声が聞かれました。